バーチャルリアリティ用ヘッドマウントディスプレイ

没入型全方位ヘッドマウントディスプレイの出現

従来からヘッドマウントディスプレイは市場に存在し、映画やその他のブルーレイやDVD作品を視聴する為に用いられてきました。しかし2012年夏に米国のベンチャーであるOculus VR社がOculus Riftと呼ぶ広視野角かつヘッドトラッキング機能を持ったヘッドマウントディスプレイを発表してから、視聴者に360度空間を体験させるヘッドマウントディスプレイが数々発表されています。そこで、先日のスタッフブログ:ヘッドマウントディスプレイ向け実写コンテンツに引き続き、ここではバーチャルリアリティ用ヘッドマウントディスプレイのハードウェアにフォーカスして各種製品を紹介したいと思います。

Oculus Rift

バーチャルリアリティ向けのヘッドマウントディスプレイの先駆者で、またFacebook社に約2000億円で買収されたことも話題になったのがOculus Rift。広視野角の没入型のディスプレイだけでなく、高精度・高リフレッシュレートなヘッドトラッキング・ポジショントラッキングも実現しており、この業界では機能と価格のバランスが最も良く取れている製品と言えるでしょう。弊社でもDK1とDK2と呼ばれる2世代の開発キットを使用しています。

・解像度:片目で960×1080ピクセル
・視野角:100度
・ケーブル:コンテンツ再生用PCとHDMI・USBの2本のケーブルで接続
・価格:350 米ドル(DK2開発者キット)
Oculus VR(開発会社:アメリカ)の詳細ページはこちら

ソニープロジェクトモーフィアス

日本のソニーも黙ってはおりません。ゲーム機器であるPS4の付属機器として開発が進んでいるのがプロジェクトモーフィアス。画質や解像度はOculus Riftに匹敵するかそれ以上という評判もあるようです。ただ、まだ開発者向けにも製品が公開されていないので、発売・発表を待ちたいと思います。

・解像度:片目で960×1080ピクセル
・視野角:90度
・ケーブル:コンテンツ再生用PC(ゲーム機器)とHDMI・USBの2本のケーブルで接続
・価格:未定
Project Morpheus(開発会社:日本)の詳細ページはこちら

Samsung Gear VR

サムソンがOculus VR社とともに共同で開発しているのがSamsung Gear VRです。ヘッドマウント側のセンサでヘッドトラッキング等のセンシングを行い、そのデータをUSB経由でスマートフォンに送信して、スマートフォンで表示制御を行う仕組みだそうで、これもOculus Riftに匹敵するような品質になっているそうです。ただ、こちらの製品も開発者向けにも公開されていないので、発売・発表を待ちたいと思います。

・解像度:片目で1280×1440ピクセル
・視野角:96度
・ケーブル:ヘッドマウント部分にGalaxy Note 4(スマホ)を挿入する為にケーブルレス
・価格:200 米ドル
Samsung Gear VR(開発会社:韓国)の詳細ページはこちら

Durovis Dive

頭の動きにしたがってディスプレイを制御するという意味では、スマホだけでもできるのではという発想で、ヘッドバンドだけ販売しユーザが所有しているスマホをそのヘッドバンドに装着する製品がDurovis Diveです。ヘッドバンドだけなので価格もとても安く、またコンテンツの表示や制御はすべてスマホで完結しているので煩わしいケーブリングもなくすっきりしています。気軽にヘッドマウントディスプレイを試すには適しています。

・解像度:片目で568×640ピクセル
・視野角:80-90度
・ケーブル:ヘッドマウント部分にスマホを挿入する為にケーブルレス
・価格:57ユーロ
Durovis Dive(開発会社:ドイツ)の詳細ページはこちら

Google Cardboard

製品コンセプト的にはDurovis Diveと同様で、プラスチックのヘッドバンドすら不要で、ヘッドバンドは段ボール紙等で作れるのではという発想で作られたのがCardboardです。

・解像度:片目で568×640ピクセル
・視野角:80-90度
・ケーブル:ヘッドマウント部分にスマホを挿入する為にケーブルレス
・価格:段ボールを用いた型紙を無料でダウンロード可能
Cardboard(開発会社:アメリカ)の詳細ページはこちら

ハコスコ

Google Cardboardと同様のコンセプトで開発された、ダンボール製のバーチャルリアリティビューワーとスマホを使って手軽にVR体験ができるハコスコ。価格も1000円と大変安価です。オリジナルの一眼モデルのハコスコに加え、立体感のあるVRが楽しめる二眼モデル、プラスチック製の二眼モデルなどさまざまなタイプがあります。二眼モデルは現在ハコスコ公式アプリでは対応していないものの、Google Cardbordアプリなどを楽しむことが可能です。

・解像度:片目で568×640ピクセル
・視野角:80-90度
・ケーブル:ヘッドマウント部分にスマホを挿入する為にケーブルレス
・価格:1000円。Amazonから購入可能。
ハコスコ(開発会社:日本)の詳細ページはこちら

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