ソフトウェアで合成する

デジカメで撮った写真を、ソフトウェアで簡単に合成する

特別なカメラ・機材・手法を使わずに、普通のデジタルカメラで撮影した写真を元にパノラマ写真を合成する手法をご紹介します。パノラマ写真を合成できるソフトウェアは、専門家向けのものから趣味としてお使いになれるレベルのものまで、たくさんの製品が販売されています。こちらのページでは、無料パノラマ合成ソフトウェアとして有名な「AutoStitch」を例に、デジカメの写真で簡単にパノラマ写真を作成する手順を掲載します。

2枚以上のデジカメ写真を簡単に合成できる無料ソフト

AutoStitchは、有料ソフトウェアのように多くの機能がついているわけではありませんが、その分操作はとてもシンプルで扱い易いソフトです。Windows XP以上のOSを搭載したPCで動作します。まず、こちらのページからソフトウェアをダウンロードし、実行ファイルを開きます。

ソフトウェアを起動すると、左のような画面が開きます。余計な機能が何もない、とてもシンプルな画面です。「File」メニューから「Open」を選択し、合成する写真を必要な数だけインポートします。この際、日本語を含むファイル名が含まれる場合、エラーが出てしまいファイルを正常に読み込むことができません。対象となる写真のファイル名や、それらが保存されているフォルダについても、日本語名や不要なスペースが含まれていないか確認して下さい。また、ファイル名やフォルダ名を正しく入力してあっても、正常に読み込まれない場合があります。その際には、実行ファイルと合成する写真を含むフォルダを、¥Cドライブの中に入れてみて下さい。

選択した写真を、全自動でパノラマに合成!

今回合成に利用したのは、上記の10枚の写真です。それぞれの写真は、予めパノラマ写真にする範囲を決めて、合成する際の写真の並び方を意識しながら撮影するとスムーズに撮影できます。例えば、縦2列、横5列に並べた上記のような図をイメージすると良いかもしれません。また、隣り合う写真同士が少しずつ重なり合うように撮影すると、合成の精度も向上するようです。


写真を選択すると自動的に処理が始まり、左のように処理状況が表示されます。処理時間も早く、例えば今回使った写真は1ファイルが数MBの容量でしたが、10枚の合成に十数秒程度の時間しかかかりません。合成が完了すると、素材写真が置いてあるフォルダの中に、パノラマ写真が作成されます。パノラマ写真の容量はデフォルトで横幅1,400pixelにしていされていますが、合成前に設定することで大きさを調整することができます。大きなパノラマ写真を作りたい場合には、「Edit」メニューから「Option」を選択し、合成するパノラマの大きさを調整して下さい。あまり大きなサイズを指定すると、極端に処理時間が長くなってしまうことがあるので、ご注意下さい。

完成したパノラマ写真が↑こちらです。手動撮影のため、パノラマ写真のフチが少しいびつな形になっているのがわかりますが、合成の精度はかなりのものです。合成するパノラマ写真のサイズを大きめに設定して、外周部のギザギザを上手く切り取れるようにトリミングすれば、大迫力のキレイなパノラマ写真に仕上がります。
こんなに便利なソフトウェアが無料で使えるなんて、素晴らしいことですね。お手持ちのデジカメ写真を使って、あっけない程簡単にパノラマ写真が作れてしまいます。是非いちど、お試し下さい。

パノラマ写真の撮影等に関するお問い合わせは、こちらからどうぞ。